前職は、組織の強みや想いをブランディングし社内外に浸透させる事業を行なっている会社に所属していました。その中でも主にお客様の社内浸透をサポートする業務を行なっていました。

前職で自治体ビジネスに参入することになった際にLGブレイクスルーに支援をしてもらうことになりました。その際に代表の古田さんに「勝ち方」指導をしてもらい、手応えを感じたのが大きなきっかけだったと思います。その会社を辞めて少し時間が空いたのちに古田さんとお話しする機会があり、お役に立てることがあるのであれば、ということでLGブレイクスルーに参画させていただくこととなりました。

現在は民間企業のお客様を担当させていただき、自治体への提案営業活動・案件の勝ち方に関する研修やコンサルティングを実施しています。また、お問い合わせのあったお客様へのご対応・ご提案も業務の一部です。他には、セミナーでプレゼンターとして登壇させていただくこともあります。

古田さんから支援を受けていた時の印象は、ザ・コンサルティング企業というスマートなイメージで万能感を感じていましたが、実際にご一緒させていただいて意外だったのは、泥臭いほど、お客様に、地域に寄り添っているということでした。「このサポートはお客様のためになっているか？地域のためになっているのか？自社はどんな価値を提供できているのか？その対価をいただける価値が提供できているのか？」こんな会話が常になされています。これらはLGブレイクスルーの核であり軸なのだなと感じます。そんな環境で働けることは幸せだと思いますし、ブレない姿勢は学びにもなります。

実は、「勝ち方のご指導」という性質上、つい「裏技があるのでは？」とか「ウルトラCってないですかね？」的なご相談をいただくこともあります。けれども我々が行なっているのは、本来良いサービスやソリューションをお持ちなのにそれが伝わっていない状況を、自治体のことをよりご理解いただくことで、それがスムーズに伝わるようにすること、だと思っています。ですから、お客様の志のあるサービス・ソリューションの魅力が自治体の皆様にも伝わって、それが採用された時が一番嬉しいです。結果、お客様の利益にもつながりますし、地域にとっても課題の解決になる。この橋渡しのようなサポートができたと感じた時はとても嬉しいです。

お客様の真の課題が何なのかを視点を変えながら、聴き出すことです。また、ご支援の際には一方的に何かを伝えるのではなく、できるだけ一緒に理解度を深めながら、最終的にはお客様の自走を目指してご支援しています。同時に、「正直に」「真摯に」行動することを心がけています。

仮説を立てて考える力、お客様との対話力・傾聴力、文章を正しく読む力・書く力(意外と大事です)、人前で信頼を得られる話し方ができる、等々スキルは色々あればあるほど良いと思います。私もまだまだで棚上げして申し上げていますが…。でも、最終的には「成長意欲」と、「お客様の課題を捉える力」かなと思います。まずはこの2つがあれば、チームで力を合わせてお客様へご満足いただけるサポートをご提供できるのではないかと思います。

自治の現場は日々めまぐるしく変化している中で、より早くその動向や方向性をキャッチしお客様のご支援に活かせるようになりたいと考えています。国の動き・地域の動き・社会全体の動き・人の動きと、張り巡らさなければならないアンテナは無限にあるようにも感じて立ちすくみそうにもなります。けれども仮説を立てながら「点」を集めることで、点と点をつなぎ合わせた大きな絵が見えるのではないかと思っています。

自治体営業のご経験がある方はもちろん心強いのですが、体系化されているメソッドがあるソリューションがベースなので、未経験でも十分に活躍できるステージがあると思います。未経験の状態から成長できるかどうかは、社会課題の解決意識や、あるいは純粋な好奇心など、何でも良いですが、一人一人の行動のための内なるエンジンと結びつくかどうかだと思っています。お客様にしっかり向き合ってサポートしていく会社だと思いますので、そんな支援を一緒にしたいと思ってくださる方に参画していただきたいと思います。