愛知県の入札制度総まとめ!入札手続きも徹底解説

愛知県に拠点を置く企業の中には、愛知県内の地方自治体とビジネスを始めたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、
- 愛知県の入札情報はどうすれば調べられるのか?
- 入札の流れや、入札に参加するための条件は何か?
について徹底解説します。
自治体ビジネスへの参入を検討する上で、
以下のようなお悩みはありませんか。
・自治体ビジネスに参入したいが何をしたら良いかわからない。
・自社の製品やサービスが自治体ビジネスで通用するのかわからない。
・自治体へどのようにアプローチしたら良いかわからない。
・自治体職員との関係構築ができない。
・自治体職員へ提案しても相手にされない。
上記のようなお悩みごとがございましたら、LG ブレイクスルーが解決いたします。
弊社は地方自治体との持続可能なパートナーシップ構築を目指す企業様向けに、あらゆるソリューションを提供するコンサルティングファームです。
些細なお困りごとでも、まずはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。
愛知県の入札情報はどこにある?
愛知県内には、愛知県と政令指定都市1市を含む54の市町村があり、日々さまざまな入札案件が公示されています。
入札情報を探すためには、自治体ごとにそれぞれの公式ウェブサイトや窓口から情報を収集しますが、最近ではオンラインシステムを整備した自治体が増え、調べやすくなっています。
愛知県の入札情報
愛知県の入札情報は「あいち電子調達共同システム(物品等)」で確認することができます。
あいち電子調達共同システム(物品等)は、愛知県と県内51市町村等が共同で運営する、物品や委託・役務を対象とした電子調達システムです。
サイト内の「入札情報サービス」から、各自治体の入札情報を調べることができます。
その他にも、過去の入札結果の閲覧や入札参加資格の申請、電子入札への参加を行うことが可能です。
名古屋市の入札情報
名古屋市は、あいち電子調達共同システム(物品等)を利用していません。
名古屋市の入札情報は、「名古屋市電子調達システム」で確認することができます。
名古屋市電子調達システムは、名古屋市が運営する独自のシステムです。
サイト内の「調達情報サービス」から、入札情報を調べることができます。
その他にも、過去の入札結果の閲覧や入札参加資格の申請、電子入札への参加を行うことが可能です。
参考:名古屋市電子調達システム
愛知県の入札の流れ
愛知県の入札はどのような流れで進むのでしょうか?
入札では、競争性、透明性、公平性が重視されます。
そのため、国や地方公共団体ではあらかじめ入札に関する決まりがあり、それに沿って進められます。
ここでは愛知県を事例として、「一般競争入札」の流れについて説明します。愛知県の一般競争入札の流れは次のとおりです。
①入札参加資格申請を行う。 | 入札に参加するためには一定の基準を満たしている必要があります。 |
②入札の公告(公募)を確認する。 | どのような入札が行われるかについて広く公募されます。 |
③入札に参加する。 | 入札参加者があらかじめ決められた方法で価格などを提示します。 |
④落札結果を確認する。 | 入札参加者の入札内容を審査し、落札者が決定されます。 |
⑤契約をする。 | 愛知県と落札者との契約が行われます。 |
※詳しい入札の流れや、期日などは、入札ごとに確認する必要があります。
※公表された入札案内の内容を熟読しましょう。
自治体から仕事をもらう方法については、こちらの記事もご一読ください。
自治体から仕事をもらう方法~自治体ビジネス参入のプロセスまとめ~|自治体ビジネスドットコム
愛知県の入札参加に必要な事前準備
愛知県の入札に参加するためには、いくつか必要な事前準備があります。
思ったよりも時間がかかる可能性がありますので、余裕を持って準備しましょう。
愛知県の入札に参加するための事前準備は大きく3つあります。
✔︎ 入札参加資格の取得
✔︎ 電子入札のためのパソコン環境設定
✔︎ ICカードの登録
電子入札を行うためには、申請に利用するパソコンの環境設定と、ICカードの登録を行う必要があります。
ICカードは、本人確認のために必要となる電子的な身分証明書です。
あいち電子調達共同システム(物品等)の「ご利用の前に」を確認すると、事前準備やICカードの登録手順が掲載されています。
必ず最新の情報を確認した上で、ICカードの購入や事前準備を進めてください。
入札参加資格の取得
入札に参加するための最初のステップは入札参加資格の取得です。
入札参加資格とは、国や地方自治体の入札に参加するために必要な資格で、取得するためには事前に申請し資格審査を受ける必要があります。
入札参加資格の申請方法は、あいち電子調達共同システム(物品等)の「手引書・書類」をクリックすると詳細を確認するがことできます。
入札参加資格は、落札後に契約した場合にその契約を達成することができるかどうか」を審査するもの。
申請には様々な書類作成や公的機関発行の証明書の提出が求められます。
最新の情報を確認して、書類作成や証明書集めを進めてください。
まとめ
愛知県は入札案件も多く、これから自治体とビジネスを始めようとしている事業者の方にとっては魅力的なエリアです。
手引きが詳しくわかりやすいので、これから愛知県の入札にトライしようと思っている方はまずは手引きをしっかり読み込み、抜け漏れのないように対策しましょう。
LGブレイクスルーは、自治体ビジネスにおける民間企業支援の先駆けとして、知識や情報を「研修」という手法で、組織体制やマネジメントの課題を「コンサルティング」で解決し、入札やプロポーザルの勝率向上を「標準化可能なノウハウ」で、企業様が抱える自治体との関係構築の課題解決に貢献しています。
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自治体ビジネスにこれから取り組みたい方やしばらく取り組んだもののなかなか成果が出ない方は、ぜひ個別相談でご相談ください。
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